TBS系報道番組「Nスタ」のキャスターを務めるホラン千秋が7日、ブラック校則への私見を述べた。
番組では〝ブラック校則あきれた実態〟として福岡・久留米市の女子中学生が「眉間の産毛を剃ったことで指導を受けた」ケースを紹介した。この女子生徒は産毛を剃ったことを教師から指摘され、自習室で5人の教師に取り囲まれるように監視されたという。
番組の取材に「白状しろと言われた。本当のことを言っているのに信じてくれず、傷ついたし、ものすごくつらかったです」と話した。連絡を受けた母親は校則違反とされた行為が理解できず「(先生が)何を言っているのか理解できなかった」とコメントしている。
学校側は取材に対し「この学校かも答えられない。教育委員会に聞いてください」と丸投げのような回答。教育委員会は6月の市議会で「発達段階の子供たちがまゆや髪形ばかりに気をとられ、肝心の学習や生活がおろそかになることを心配したものではなかろうかと思います」と発言。「別室での指導が直ちに行き過ぎというか合理的ではないとは言えない」と学校側の対応を容認する姿勢を示した。
校則違反とされた女子生徒は3日間、別室での自習となったのだが「教材は子供用の迷路」「教員5人が監視し、ひたすら反省文を書かされる」というもの。この対応について番組キャスターの井上貴博アナウンサーは「教育委員会側がおっしゃっていること、申し訳ないですが、何を言っているのか分からないというのか、誰のための校則なのかな」とコメント。
ホラン千秋は「合理的でないとは言えないのであれば、そこは良かったとしても、その後に3歳から5歳対象の迷路をやらせたり、5人で白状しろと迫るのは、この女子生徒を見下しているようにも感じますし、まったく敬意がないところが問題なのかと思います」と学校側の別室指導を問題視した。
番組では「生まれつきの茶髪を黒く染める」「下着は白以外禁止」「夜間の外出は男子=午後9時まで、女子=日没まで」などのブラック校則が残っていることと生徒、親、教師による見直しの動きがあることも紹介。
ホラン千秋は「先生のみなさん、お忙しいと思いますが、思考停止に陥っちゃいけないなと思います。いろんな大人がいて、いろんな段階を経て成長していった過程で『これは合理的だったな、これは理にかなってなかった』なっていうのは実体験として先生の皆さん、あると思うので一緒に『この校則、意味ないんじゃないか』って疑う大人側も大事ですよね」と時代にそぐわない〝ブラック校則〟改正には教師側の意識改革も必要と主張した。












