武雄競輪のナイターFⅡ「森うなぎ屋杯」が29日、初日を開催する。初日A級予選のメイン11Rを走る後藤大輝(21=福岡)は仕切り直しのシリーズに挑む。

 前回の小田原は3場所連続Vに王手をかけていたが、決勝は別線の包囲網に屈して3着。連勝は「8」でストップしS級特班を逃した。「3段駆けみたいなレースだった。初めての展開だったし、対応ができなかった。あれをねじ伏せられれば、まるで脇本(雄太)さんみたいだった。でも僕はまだ脇本さんになれなかった(苦笑い)」と唇をかんだ。

 とはいえ、度重なる別線のけん制を耐え、イエローライン付近を1周半近く踏み続けたゴリゴリ駆けには、負けん気の強さ、アグレッシブさ、諦めの悪さなど勝負の世界に生きるものに必要な要素がたっぷりと詰まっていた。

「めちゃくちゃ悔しかったです!」と感情を高ぶらせたのはその日まで。失敗は成功のもとと言わんばかりに早々と気持ちを切り替えた。「次の挑戦への糧になりました! 立て直してまた特進を狙います」と当地から再スタートを切る。