群馬県の前橋競輪場(日本トーターグリーンドーム前橋)で開催中のGⅠ「第31回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント」は21日、2日目を行った。

 松浦悠士(31=広島)が清水裕友(27=山口)との中国ゴールデンコンビで前半戦を席巻した。2日目12Rのローズカップは「踏み出しで口が空いてしまった。本当にヒロトが強かった」と強烈なまくりを放った清水に乗って1着。初日の日本競輪選手会理事長杯は松浦が前々に攻め立てて、マークの清水が抜け出し白星。ともに支え合う形で、両日のメインレースを制した。

 だが今回は準決に関東勢が8人進出と勢いがある。「関東の大会なので車番的にも有利な面がある」。対する側としての作戦面も限られてくるが、準決10Rは「1番車をもらえたので」と意外な番組に笑顔を見せた。壮絶なメンバー構成には違いないが、巧みな攻めで突破する。

 今節の後には鹿児島県にある場外車券発売場のSきもつき(29日)とSみぞべ(30日)にトークショーで訪れる予定だ。トップ選手として「業界全体のことを考えて、自分にできることはどんどんやっていきたいんで」と、競輪場のない鹿児島県でのイベントを楽しみにしている。

 もちろん、今回結果を残してこそイベントは盛り上がる。決勝進出はノルマ。その先を目指す。