HKT48の矢吹奈子(21)が16日、千葉・幕張メッセで行われた「HKT48 11th anniversary LIVE 2022~未来へのメッセージ~」で、グループからの卒業を発表した。
矢吹は2013年にHKT48の3期生として加入。11thシングル「早送りカレンダー」(18年5月)で、同期の田中美久とともにダブルセンターを務めた。同年10月にグループ活動を休止し、日韓ガールズグループ「IZ*ONE」に参加し海外を拠点に活動。2年半の活動を終了しHKT48に復帰し、今年5月発売の15thシングル「ビーサンはなぜなくなるのか?」で、シングル表題曲初の単独センターを務めた。
アンコールで矢吹は「少しだけお時間、いいですか?」とステージ中央に立つと、「えっと…私、矢吹奈子はHKT48を卒業します」と電撃発表した。
会場が騒然とする中で「突然の発表で驚かせてしまってすいません」と謝罪した後、「小学6年生でHKT48に入って、ずっと先輩方の背中を見ながら追いかけていたんですけど、時間が過ぎていって、どんどんメンバーも卒業していって。自分が先輩の立場になっていって、周りを見たときに本当に頼れる後輩がたくさんいたり…。まだこれから成長もするだろうし、これからのHKT48を任せられるなって、大丈夫だなと思えるようになりました。みんななら大丈夫だなって信じてます」と声を震わせながら決断した理由を明かした。
卒業後については、9年間アイドル活動や個人での仕事をする中で「新たな夢を見つけることができました。それは人に何かを届けられるような女優になることです」と告白。昨年10月期のフジテレビ系ドラマ「顔だけ先生」や、現在公開中の映画「向田理髪店」に出演しており、「作品だったり、役と向き合う楽しさを知って、お芝居することが好きだなって気づきました。本当に長い道のりになるかもしれないけど、女優として名を残せるような人になれるように、努力をしていきたい」と力を込めた。
ファンやスタッフらの支えでアイドル活動をしてきたことに感謝を伝え「これからは外に出て、また一から勉強して研究して、女優の夢を追いかけたい…そう思います。本当に簡単なことではないと思うし、だからこそ本気で向き合いたいと思って卒業を選びました」と胸の内を明かした。
次回のシングル(発売日未定)がアイドルとしてのラストシングルになることや、来春に卒業コンサート(場所未定)を行うことも報告した。
最後に涙を見せながら「卒業までの半年間はメンバーとも、もっともっと思い出を作っていきたい。まだまだ伝えられることもあると思うので、限られた時間を有意義なものにしたいなって思ってます。ファンの方からいただいたたくさんの愛にお返しできるように、残りの時間をアイドル・矢吹奈子として、精一杯過ごしたいなと思います。これからのHKT48もずっとずっと愛してもらえたらなと思います」と話した後、笑顔を取り戻して「みなさん、最後まで私のアイドル姿を目に焼き付けてくださいね!」とお願いすると、会場からは温かい拍手が送られた。












