「京都国際映画祭2022」(10月15~16日)における牧野省三賞と三船敏郎賞がそれぞれ北大路欣也、竹野内豊に決まり、30日に発表さえた。2人は10月16日によしもと祇園花月で行われる授賞式とクロージングセレモニーに登壇する。

 発表によると、竹野内については「『太平洋の奇跡』から『シン・ゴジラ』まで、映画を映画たらしめる風格のある俳優であり、竹野内豊は三船敏郎を彷彿とさせる。これは三船敏郎賞が発足以来、歴代の全選考委員の意見として一致した」ことが受賞理由。

 さらに「また毎年同じことが語られながら、これぞという主演映画の新作が公開されるタイミングを待つことで受賞を先送りにしてきたが、今年は待つよりも、期待をメッセージする賞とし、第一回から欠かさず受賞者候補の一人として名前が上がり、昨年50歳の節目に新たな俳優人生を迎え、ますます飛躍の一途をたどる、竹野内豊が受賞となる」とされた。

 監督として「日本映画の父」と称された牧野省三にちなんだ賞については、「北大路欣也はその時々の自身の年齢にふさわしい仕事を見事になしとげている」などと授賞理由が記された。演じる場や活動地域、作品の時代を問わない活躍ぶり、周囲への気遣いなども言及され、「北大路欣也はつねに目指す先があるように見える。その意味では永遠の若者というほかない」とたたえられた。