川崎競輪FⅠナイターが20日に開幕。1Rの出走表には、前回の大垣で約1年ぶりに戦列に復帰した有賀高士(53=石川)の名前がある。

 昨年9月の松山2日目に落車し「左大腿頸部骨折」の重傷を負った。

「半年間は完全に休んでいました。復帰できるかなあ、と不安になっているときに〝再手術です〟と言われた時は本当にキツかった…。それでも100歩、歩くという練習から始めて、少しずつ、少しずつ戻していきました。自分にはそれ(競輪選手)しかできないし、絶対に復帰するんだ、っていう気持ちだけでしたね」

 つらいリハビリを経て、無事に復帰し「痛みはまだあるけど、それでも今は普通に練習ができている。走れることへのありがたみや感謝の気持ちは以前よりも格段に増しました。一走一走、感謝をかみしめながら大事にこれからも頑張っていきます」と語った。

 復活ロードを歩み出した実力者の今後を長い目で見守りたい。