イギリス・ロンドンの「ウェストミンスターホール」に安置されているエリザベス女王の棺に男が近づき、警察に拘束、逮捕された。その様子がSNSで拡散され、話題となっている。

 現地メディアなどによると、16日午後10時頃(現地時間)、エリザベス女王の棺に、一般弔問客の列から飛び出した男が近づいた。動機などは明らかになっていない。

 この時間帯には、弔問客が12時間以上も並び列を作っていた。男は、女王の棺から旗を引き抜こうとしていたという。

 ツイッター上で拡散された動画では、弔問客の女性らが驚いた表情をした後、カメラが男に向かってズーム。すぐに警察が男を床へ激しくねじ伏せ、身動きをとれなくした。

 この事件後、会場でのライブストリーム映像は約15分ほど停止したという。

 また、別日には弔問の列に並んでいた女性2人に性的暴行を加えたとして、男1人が訴追された。

 英PA通信によると、今月14日、男は下半身を露出してうしろから女性2人を襲ったという。女性はエリザベス女王の棺を見ようと列に並んでいた。

 英国では安置された女王に別れのあいさつをしようと、大勢の国民が長蛇の列を作っており、その長さは16キロメートルにも及ぶ。

 そんな国民の哀悼の意をブチ壊す〝不届き者〟には厳しい目が向けられている。