英王室を離脱し、米カリフォルニア州サンタバーバラ郡の高級住宅地モンテシトの豪邸に移り住んで2年がたったヘンリー王子&メーガン妃一家。これまでパパラッチや観光客、はたまた、敷地内に忍び込もうとした不審者が相次ぐなど、迷惑な人たちに悩まされてきた一家に新たな問題が加わった。同地で野生のピューマが目撃されたというのだ。

 米誌「ニューズウィーク」によると、大型のピューマがモンテシトの住宅地で目撃されたのは7月23日。ヘンリー王子邸から約8キロの地点だという。地域住民で作る「モンテシト協会」のシャロン・バーン常任理事は、カリフォルニア州で続く干ばつのため、ピューマはエサや水を求めて街に出てきた可能性を指摘した。

「モンテシトの一部は非常に自然豊かで、山に囲まれた地域。うってつけのピューマの生息地だ」とバーン氏は説明。目撃情報は今のところまだ1件だが、同協会は住民にピューマが住宅に侵入しないようしっかりと戸締まりし、ペットが襲われないよう注意を呼び掛けている。

 バーン氏は、特にニワトリはピューマにとって「楽に狩りができてご馳走」だとし、さらなる注意が必要だと忠告した。同誌によると、ヘンリー王子邸では子供たちのために多くのニワトリを飼っていることから例外ではないとしている。

 ピューマはネコ科に属する大型肉食類で、成獣のオスは体長170センチ近くになる。森林や砂漠までさまざまな環境に生息する。カリフォルニア州当局によると、同州では統計を取り始めた1986年以降、ピューマが人間を襲った事例は20件発生し、3人が死亡。今年は同州北部トリニティ群で5月に24歳女性が襲われ、負傷した。

 モンテシトは王子夫妻の親しい友人、米司会者オプラ・ウィンフリーや同エレン・デジェネレス、米俳優トム・クルーズ、米女優グウィネス・パルトロウ、同メグ・ライアン、米歌手アリアナ・グランデら多くのセレブが住居を構えている。