格闘家の朝倉未来(29)が7日、自身の公式ユーチューブチャンネル「ふわっとmikuruチャンネル」を更新し、「ごぼうの党が怪しすぎる」と題し、参院選(10日投開票)に参戦している「ごぼうの党」の奥野卓志代表(48)と対談した。

 参院選の公示前、謎の政党とされる「ごぼうの党」のスポーツアンバサダーに朝倉の就任が発表され、何事かと騒ぎになった。朝倉は「僕自身も選挙に一度も行ったことがないし、政治関係詳しくないが、奥野さんとは知人の紹介で日本の未来について熱弁してもらって、感銘を受けた」と話し、アンバサダーのオファーを快諾したという。

 奥野氏は「このままでは日本の未来は大変なことになる」として、危機を訴え、若者の政治参画の重要性を説いた。朝倉をはじめ、人気ユーチューバーのてんちむやヒカル、ラファエルらとコラボしているのも若者に人気があるインフルエンサーから選挙に行くことを呼びかけてもらう狙いだ。

「若者が気軽に投票できるようにネット選挙を実施できないのか」と朝倉の質問に対し、奥野氏は「若者に本気に政治に参加されたら今までのセオリーが通用しなくなる。若者に団結される。(既成政党は)自分たちが当選したいのが本音」と大きなハードルが立ちふさがっている実情を説明する場面も。

 朝倉はごぼうの党が国会に進出した暁には「まずネット選挙の実現」を願うとともに「若者が国を背負うような責任感をもってもらえれば」と訴えた。