豊橋競輪開場71周年記念(GⅢ・ちぎり賞争奪戦)は最終日(31日)に決勝戦が行われ、吉田敏洋(41=愛知)が直線で外を鋭く伸びて優勝、地元記念を見事に制覇した。GⅢ優勝は18年名古屋以来、通算3回目。
次々と先頭が入れ替わる激しい流れ。先行する深谷知広(31=静岡)を松浦悠士(30=広島)がバックでまくり切る。さらに好スピードで浅井康太(36=三重)がまくるが松浦追走の佐藤慎太郎(44=福島)が浅井を猛ブロックで止める。そこを浅井を追っていた吉田が開いたコースに突っ込み、渾身の追い込みを決めた。
「全面的に浅井を信頼していた。(佐藤)慎太郎さんが浅井をブロックしたときにひっかかって戻るのが遅れた。それで目の前にコースができたね」と満面の笑みで激戦を解説した。
ホームバンクの名古屋は昨年夏にGⅠオールスター競輪を開催したため、今年は記念開催がない。その分も今大会へ気合が入っていた。「金子貴志(45=愛知)さんが決勝に乗れず、愛知は僕1人。その思いも背負って走った」。そして「この厳しい状況の中、記念競輪を開催していただけるのは選手としても励みなる」と関係者に感謝も表した。
この後は奈良記念(2月11~14日)、今年最初のGⅠ全日本選抜(川崎・2月20~23日)と続く。「この勢いを殺さないように」と言いかけてから「もっと加速できるように」と力を込めた。今年はビッグレースで昨年以上に暴れそうだ。












