バブリー系エンタメバンド「エナツの祟り」が7日、新曲「無敵シュプレヒコール~このSを、聴け!~」(11月11日リリース)のミュージックビデオを公開した。新曲のジャケットとMVはリーダー・江夏亜祐が敬愛する漫画家・北崎拓氏とコラボしたもの。漫画のキャラクターになりきった江夏と美女コスプレイヤーとの特別ショットも公開された。
北崎氏は「クピドの悪戯シリーズ」を展開し、現在「月に溺れるかぐや姫~あなたのもとへ還る前に~」を連載する。「一番好きな漫画家」と公言してきた江夏はウェブマガジンでの取材をきっかけに初対面で意気投合し、まさかのコラボが実現した。
人生に欠かすことができない恋愛を描き続けてきた北崎氏とエナツの祟りによる〝珠玉の恋愛コラボ〟となるMVは、キュート&セクシーで喜怒哀楽あふれたイラストとこだわりの実写再現が融合しユニークな作品に仕上がった。
江夏は「このSを、見よ!クピドの悪戯」に登場する、全ての女性をとりこにするアザ(スティグマ)を持つ主人公になりきって登場。美女コスプレイヤーとの〝絡み〟も見どころだ。
北崎氏は「明るく元気で、楽しそうな曲に、自分の漫画の涙をこぼしている絵が乗っかるのは、なんとも不思議な感じです。完成したMVを見ると恋愛の光と陰が見えてきて、無邪気な本質が描かれている気がするのです」とコメントした。
江夏は新曲について「『価値観という名の壁でいま試されている』という歌詞は、僕らの置かれた状況です。暗いニュースが多くてコロナで鬱になってしまいそうな今の時代でも、僕のように大好きなことを叫べばかなうかもしれない。シュプレヒコールし、思いを表明すれば無敵になれるし、好きなことに没頭し追求すれば、周りでどんなことが起きても影響されずにエネルギーを蓄えて生きていける。それが今の時代の戦い方かなと思い、タイトルと歌詞に思いを込めました」と説明した。MVについて「撮影のときは飛沫防止パネルやアルコールなどを使って感染対策をしましたが、コロナ禍以降は人と触れ合う機会もずっとなかったので、美女の手を握るシーンでドキドキしました」と打ち明けた。さらに「大好きなシーンを再現するために大好きなキャバクラ通いも我慢している毎日ですが、キャバクラでもこんなに多くの美女に囲まれることはないので、漫画と同じく男の夢をかなえられました」と役得をアピール。「ぜひ、皆さんもMVを観てドキドキを感じてください」と呼びかけた。