ボートレース下関のSG「第66回メモリアル」は26日、予選2日目に突入する――。25日に行われた初日の攻防は初っぱなからヒートアップ!「逃げ」あり、「差し」あり、「まくり」ありと、激戦SGを象徴するかのように、激しい星の潰し合いとなった。

 この日一番の注目レースといえたメイン・12R「ドリーム戦」は1号艇・峰竜太(佐賀=35)がインコースから逃げ切って快勝。幸先いい白星発進を決めた。エンジン34号機の仕上がりも良好で、メモリアル初Vに向けて力強く、第一歩を踏み出した。同レース2着に踏ん張った毒島誠(群馬=36)、3着した白井英治(山口=43)もエンジン気配は悪くないようだ。 

 一方、予選組では湯川浩司(大阪=40)が2、1着なら、新田雄史(三重=35)、篠崎仁志(福岡=32)がそろって3、1着とポイントをまとめた。また、6Rをまくり快勝した地元・寺田祥(山口=41)、7Rを制した仲谷颯仁(はやと、福岡=26)、10Rを逃げた菊地孝平(静岡=42)の舟足も目立っていた。

 その中でも、初日のレースぶりは寺田のインパクトがあまりにも強烈だった! インコースからコンマ02のトップスタートを決めて、逃げ切り態勢に持ち込もうとした萩原秀人(福井=41)を、コンマ09スタートという、約半艇身ほど遅れた位置(後方から)の3コースから、強烈なまくりで沈めたモノで、まさに〝豪快〟〝痛快〟な勝ちっぷりだった。

 エンジン70号機は前検日こそ、やや低迷していたようだが「整備をして、前検日よりかなりアップした。今なら中堅上位でソコソコの足」と、普段は寡黙で、あまり景気のいいコメントを発しないタイプの男が、最大級の評価を与えたのが、何より機力の充実ぶりをうかがわせている。

 26日の予選2日目は2R4号艇と、9R1号艇での出走。初日のデキなら、十分に好走は可能なはず…。いやいや、ひょっとしたら、一気に3連勝の可能性だってありそうだが…。

 寺田は1978年9月20日生まれ、山口県出身。1997年11月にBR徳山でデビューした81期生。2017年8月のBR若松「メモリアル」でSG初制覇。通算SG1V、GIは6V。艇界最高峰の「グランプリ」にも2回(2007年・第22回、2017年・第32回)の出場がある、強豪レーサーだ。