インドネシアのニュースサイトが22日、「ジャカルタのアイドルグループ『JKT48』劇場支配人・稲尾次郎さんが21日に亡くなった」と報じた。それによると「21日夕方、自宅の浴室で首をつっているところを家族らが発見した」という。48歳だった。

 現地警察の広報は自殺と見ているが「動機が分からず、調査中」と発表している。

 JKT48の公式スタッフブログは22日、現地メディアの訃報を伝え「JKT48に愛情を込めた彼の作品は私たちとJKT48のファンに記憶されます」と追悼メッセージを掲載した。

 また、昨年12月31日にJKT48およびAKB48グループを卒業した元メンバーの仲川遥香(25)はこの日、自身のツイッターで「次郎さんがいたから私はインドネシアで頑張れました。次郎さんがいる現場はいつも明るかった。まだ信じたくない。次郎さん天国から私達の事見守っててくださいねっ」とつぶやいている。

 JKT48はインドネシア・ジャカルタを中心に活動しているAKB48の姉妹グループ。2011年11月に1期生がお披露目された。