来月上旬に行われる英国のエリザベス女王即位70周年を祝福する公式行事のため、ヘンリー王子&メーガン妃一家が帰国することが明らかになったが、英王室は王子側に同行する米動画配信大手ネットフリックスのカメラの侵入を阻止する構えだ。英紙デーリー・メールが伝えた。
同紙によると、6月2日に行われる衛兵による行進を王族がバッキンガム宮殿のバルコニーから観覧する目玉行事に王子夫妻は招待されていないが、同日から4日間開催される一連の祝賀イベント「プラチナ・ジュビリー」の一つ、ロンドンのセントポール大聖堂で執り行なわれる感謝の礼拝などに出席することは決まっている。
だが、ある王室関係者は、ネットフリックスのカメラが入ることで王族と王子一家の間で不穏な空気になることを王室側は心配しているとし、その上で、「(ヘンリー王子側は)ネットフリックスのカメラクルーがバッキンガム宮殿での撮影を許可されないことを受け入れたとしても、問題は起こり得る。ちょっとしたことでも大きな問題を引き起こすことになる」と懸念を示した。
同関係者はまた、「王子夫妻と巨額の契約をしているネットフリックスにとって、今回は絶好の機会と考えていることを王室の上級職員らは十分承知している。それだけに担当職員らはカメラクルーを強く警戒している」と付け加えた。
一方、メール紙はネットフリックスの幹部がヘンリー王子&メーガン妃に憤慨していると報じた。自分たちと160億円ともされる破格の複数年契約をしているにも関わらず、次々と他局とのインタビューに応じていることに対してだという。
昨年3月には米NBC
が制作した米司会者オプラ・ウィンフリーとのインタビューが世界中で話になり、先月夫妻が約2年ぶりに2人そろって女王と面会した際もNBCの情報番組「トゥデー」の取材に応じていた。
ある米テレビ業界関係者は、「ネットフリックスにしてみれば、王子夫妻が持ち込む番組は〝教育的で啓蒙目的〟のものばかりなのに、オプラとの暴露インタビューのような〝セクシーでセンセーショナル〟な話題は他局に持っていかれる。それを快く思っているはずはない」と指摘した。
そのネットフリックスは今年の第1四半期、20万人以上契約者数が減少し、創業以来、初めてマイナスに転じた。そのため、コスト削減策の一環としてネットフリックは先週、メーガン妃が創作した幼児教育向けアニメシリーズ「パール」の制作中止を発表した。これがもし〝セクシーでセンセーショナル〟な作品だったらお蔵入りは避けられたのかも。












