防府競輪のFⅠ「九州スポーツ杯争奪戦」は9日、2日目を終えて、各クラスのファイナリストが出そろった。
最終日(10日)11RのA級決勝。主役は太田海也(22=岡山)だ。早期卒業組の破壊力を存分に見せつけた準決5Rでは、赤板ホームで6番手に置かれながらも、打鐘で一気にカマして4角で先頭に立つと、あとは後続を引き離す一方。ひとり旅のラスト1周は9秒2―9秒5と強烈なタイムをたたき出し、2着に大差の圧勝だった。
初日も危なげないレースだったが「不安があったのでセッティングを全部変えた。特に踏み上がりの感覚。粘っこく踏んでいく感じにして、ギアになじんできたのか、うまく自分の力が伝わった」と、不安点もクリア。「後は自分の問題」と万全の態勢で挑む。
S級では準決11Rで同県の山根将太(24=岡山)が2周半先行で決勝進出を決めた。実は「自転車に乗り始めて山根さんに憧れた。今日もカッコ良かった」と太田は目をキラキラ。
加えて今回が初めてのFⅠ開催参戦で、S級選手の実戦を目の当たりにして「競輪って最高だと思った」とまた目を輝かせた。全レース終了後の検車場では、山根と2人で話をする場面も見られた。
決勝では、外田心斗(23=愛媛)と連係する。2月豊橋の2日目から17連勝中の119期福元啓太(25=大阪)を筆頭に、なかなか骨っぽいメンバーがそろってはいるが、ここを難なく突破し1、2班戦初Vを手にする。












