ボートレース尼崎の「ボートレースレディースVSルーキーズバトル」は2日の5日目、準優勝戦を行った。3日の最終日、12Rで行われる優勝戦の1号艇を勝ち取ったのは井上忠政(25=大阪)。今年初Vへ王手をかけた。

 5日目は準優勝戦も含めピット離れが良くなかった。準優勝戦後「今からそこを求めてペラをやります」とすぐに調整へ。ただ「それ以外の足は全部いいです。優勝戦は回り直す形になってもインから行くつもり。80(メートル)起こしでも大丈夫な足。ダッシュ(勢)に0台をこられても、コンマ10行けたら伸び返して先マイできると思う。質のいいスタートを決めて逃げたいですね」と舟足に絶対の自信を持つ。

 一方、渡辺優美(29=福岡)は準優勝戦12Rで1着も浮かない表情。「優勝戦に入ると足は厳しそう。もうひと整備します。エンジンを考えれば足はいいと思うけど、もっと優勝できる足にしたい。欲を出していきたい」と整備で上積みを狙う。「守るものはないし攻める気持ちでいきたい。スタート勘は合っています」と強気で、井上には脅威の存在となりそう。

 伏兵で注目は高橋竜矢(23=広島)だ。初日は5、5着と苦しい立ち上がりだったが、2日目からは調整が実り1着3本を含むオール3連対。「足はいいですよ。行き足から直線がしっかりしてますね。準優戦は少し様子を見ましたが、0台のスタートも大体、分かってます」と表情は明るい。優勝戦は6号艇だが「スタート行って、展開をつくってもらいます」と強烈なプレッシャーをかけ、Vへの花道をこじ開けるつもりだ。

 なお団体戦は5日目を終えてルーキーズ23ポイント、レディースが17ポイントでその差は「6」。だが最終日は優勝戦の12ポイントなど団体ポイントが高く設定されておりレディースの逆転も十分ある。最後まで目が離せない。