ボクシング元WBO世界フライ級王者の木村翔(33=花形)が28日、反則被害で大問題となった中国でのスパーリングマッチについて言及。相手の蛮行を非難すると同時に、自身を応援してくれる中国ファンへの愛情を示した。
木村は先日、中国のユーチューバーでキックボクサーの玄武と同国で対戦し、相手から反則を受けまくった。体を持ち上げられ、首からリングに叩きつけられたところで、たまらずセコンドが救出。この動画は日中両国で波紋を大きく広げた。すでに帰国し自主隔離に入った木村はこの日、所属ジムの公式サイトを通じ書面で経緯を説明した。
木村は2017年に、元WBO世界同級王者で中国の英雄・鄒市明(ゾウ・シミン)を破ってベルトを奪取したことで同国でブレーク。以降、何度か中国へ渡った。今回も、現地で12月~来春に試合が組まれる計画がある中、トレーニングに専念する環境を求めてのものだったという。
「そこで、中国マーケットを再開拓するプロモーションとの事で、国際ボクシングルールに基づいた14オンスグローブを使ったスパーリングマッチを提案されました。それが今回のスパーリングマッチでした」(木村)
あくまでも世界王座の再奪取を狙うため渡った中国。そこで散々な目に遭い「今回の玄武選手の反則行為は許しがたい事です」と憤りをのぞかせた。一方で「日本人である私に対して、私のことを知り、そして、応援してくれる中国にいる多くの方々を愛する気持ちは変わりません」と中国愛を示した。
日中を騒がす大問題になった今回の一戦。被害者の木村も「ファンの方々、ボクシング関係者の方々にご心配、ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。












