広島競輪場で熱戦を展開してきたGⅢ「開設69周年記念」(ひろしまピースカップ)は最終日の12日、12Rで決勝戦(V賞金381万円)が行われ、地元エースの松浦悠士(31=広島)が町田太我(21=広島)のまくりをとらえて優勝。「66周年」以来、3年ぶりの出走となった地元記念をパーフェクトで制した。なお、GⅢ優勝は8月松戸以来、13回目。今年の優勝は10回目。
これがダービー王の実力だ。ラスト1周、こん身の力でまくった町田をピッタリ追走。後位に阿部拓真(31=宮城)が入っているのを確認した松浦はギリギリまで引き付けてのハンドル投げ。ちょい差しで捕らえたところがゴールラインだった。ファンタジスタはゴール後に何度も何度も拳を突きあげて喜びを表現。「バンク内の表彰式がないので、優勝した姿を見せたいな」。全選手が敢闘門に引き揚げた後に、一人残ってもう一周のウイニングランで喜びを分かち合った。
今年はこれで10回目の優勝。「よく優勝できたなと思う。選手生活は続くので、今年以上の成績を来年は、というのは思っている。グランプリ終わってからもいいレースをしたい」。王者は今年の漢字一文字は「勝」と挙げ、その心は「勝ちまくったから」。
前検日から有言実行の完全Vのおまけ付き。最高の形で30日の静岡「KEIRINグランプリ2021」へ向かう。「しっかり調子を整えて、さらに上向きに上げられるように」と意気込みを語った。本番までに清水裕友(27=山口)と脚合わせをして、輪界屈指のゴールデンコンビで頂上決戦でハーモニーを奏で、もう一つ勝利をつかみ取る。












