【東京五輪チケット】競技別倍率の意外な盲点の数々…射撃がナゾの高倍率!

2019年11月08日 16時53分

会見した鈴木秀紀マーケティング局次長

 東京五輪組織委員会は8日、五輪チケット2次抽選販売の概要を発表した。

 申し込み受け付けは13日未明から26日午前11時59分まで。抽選結果発表は12月18日、購入手続き期間は抽選結果通知時から20年1月10日午後11時59分(12月24日~20年1月6日午前11時59分は手続き休止)までとなる。インターネットでの抽選販売は今回が最後となり、32競技、計743セッションの100万枚以上が販売される。

 一方、購入者が最も知りたいのは競技別の「倍率」だ。今回は数字こそ公表されなかったが、第1次抽選時の「傾向」が次のように明かされた。

【1】過去大会で日本人がメダルを獲得している競技、人気の高い競技を中心に決勝セッションの申込が多かった。

【2】最上位席(A席)と最下位席に比較的、申込が多かった。

【3】金曜日の夜や土曜日開催のセッションの申込が多く、一部の競技を除いて平日昼間のセッションは少なかった。

【4】席数が多い会場での競技や予選のセッション数が多い競技は申込が分散する傾向。

 まず、【1】に関しては「競泳」「体操」「陸上」の決勝が該当。メダルが期待される「柔道」「バドミントン」なども人気が高かった。【2】について鈴木局次長は「チケット業界ではよく起こる現象」といい、「良い席」と「安い席」の2極化は“チケットあるある”のようだ。また、【4】でうたわれる「予選のセッション数が多い競技」はバスケットボール、水球、サッカー、ハンドボール、ホッケー、ビーチバレー、さらに今大人気のラグビー(7人制)などが該当する。現時点でラグビーは予選セッションで席数に余裕があるが、先のW杯の盛り上げりで申込は集中しそうだ。

 さらに鈴木局次長は興味深い“盲点”を明かしてくれた。

「予選セッションが多い場合、サイトの作りの関係で上からスクロールして見ている方が多く、前半のセッションに申込が集中し、後半は分散する傾向がある」

 人間心理が絡んだ現象だが、ここに注意すれば2次抽選の当選確率もアップするかもしれない。

 一方、競技別の傾向では「開閉会式」「野球の決勝」「バドミントン」「スポーツクライミング」などに申し込みが集中したが、意外なのは「射撃」(クレー、ライフル&ピストル)。高倍率の上に残り座席数にも余裕がない状態だとか。会場の席数が少ないことと、他競技に比べて安いのが要因と思われる。

 鈴木秀紀マーケティング局次長は「あくまで第1次抽選の傾向。必ずしも同じ傾向になるとは限らない」と警鐘を鳴らすが、その“逆張り”も含めて参考にしてみては。