佐世保ミッドナイト競輪(FⅡ)は7日、最終日を迎え、8Rでガールズ、最終9Rでは男子A級1、2班戦の決勝戦が行われる。ガールズは元地元の高橋朋恵(26=東京)に注目したい。

 2019年4月に東京へ移籍したが、長崎県出身で佐世保バンクはずっと練習していた場所。競輪界でよく言われる「地元は3割増し」。その言葉通りの走りを披露した。

 2日目(6日)1R予選2はスタートを取った石井貴子(32=東京)の後位をゲット。石井がそのまま先行態勢に入ったため、絶好の2番手でラスト1周の1角→2角を通過。バック過ぎでは真後ろにいた荒牧聖未(30=栃木)にまくられたものの、荒牧に飛び付いて中川諒子(36=熊本)との2着争いを制し、勝負駆けに成功した。「どうしても決勝に乗りたかったのでよかった。展開が向きました」。内に詰まって終了(4着)した初日の反省を生かすことができ、表情が緩んだ。

 今シリーズは競走得点50点オーバーの選手が10人もいて、とても濃い開催だったが、サバイバルレースを勝ち抜いた。当地はこれで4回連続優出。画面越しの〝地元〟ファンへ恩返しはできた。決勝は「自在に。好位を狙って頑張りたい」。好調者揃いの対戦だが、器用さは負けていない。踏むポイントも体が覚えている。間隙を縫って上位を目指したい。