ボートレース若松のSG「第48回オールスター」は28日、3日目を終了。4日目(29日)は予選最終日の4日目を迎え、準優勝戦に進出するベスト18が決定する。

 今大会の主役の1人・西山貴浩(34=福岡)が準優ラウンド3番の絶好枠1号艇の1席を狙える、得点率4位まで躍進してきた。

 3日目9Rはインから「行くしかないと思っていた」という、コンマ08の渾身トップスタートを決めて逃げ切り勝利。2日目7Rからの日またぎ連勝を飾り、得点率を7・50に押し上げた。

 ただ、レース後は「足はやっぱり弱い。キャリアボデーを4回換えたけどパッとしなかったので、元に戻して行った」と懸命の整備を施しながらも機力は“笛吹けど踊らず”劣勢のままだ。予選ラスト5、3号艇(4、8R)の2走は大敗が続けば、まさかの予選敗退の可能性もあるだけに総力戦で臨み、得点を加算して準優絶好枠を狙いたい。

 地元開催の「オールスター」で燃えに燃えている艇界のエンターテイナーの〝勝負駆け〟に期待したい。