ボートレース多摩川のGⅠ「第66回関東地区選手権」は14日、予選2日目の熱戦を終了した。

 この日は8Rで女子レーサー松本晶恵(33=群馬)が3連単9万3330円というビッグな配当を提供したほか、3連単万舟券が4本も飛び出す、いささか波乱ムードだった。
 
 注目のドリーム戦第2弾は桐生順平(34=埼玉)が逃げて初日から2戦2勝と快走しているが、地元イケメンレーサー後藤翔之(34=東京)もここまで1、3、1着と好リズムをキープしている。

 2日目は7R1号艇での1回走り。これを難なく逃げ切り快勝とし、今節2勝目をモノにした。

「(足は)スタートしてからだいぶ余裕がありました。スローからの発進で(進入起こし位置が)深くても伸びられなかったし、乗りやすさもあります」と機力は上々だ。

 とはいえ、「いい着は取れているけど、内枠での3走ですからね。3日目(15日)次第ですよ」と気を緩めることはない。

「外枠で大敗してしまうと予選敗退をしてしまうし、逆に上位着に絡めれば(準優勝戦の)1号艇も見えてくる。気合を入れて頑張りますよ」

 3日目は5&11Rの5、6号艇という外枠2走だが、持ち前の気迫あふれるレースで乗り切ってくれそうだ。