日本モーターボート競走会は4日、「令和2年 優秀選手表彰式典」を東京・港区のBOAT RACE六本木 SIX WAKE ROPPONGIで開催。前田篤哉(24=愛知)が最優秀新人選手に選ばれた。

 前田は昨年10月に行われた桐生「ルーキーシリーズ」で自身初Vを決めると、多摩川「ルーキーシリーズ」で連続Vを果たし、一躍、脚光を浴びた目下売り出し中の〝フレッシュマン〟だ。

「自分がここに立てると思っていなかったので、すごくうれしいです。(昨年は)事故をたくさんしたけど、優勝もできたし、この賞もいただけました。いい一年だったと思います」とさわやかな笑顔を見せる。

 ただ「調整力が足りないのでエンジン次第のレースになってしまいます。もっと実力、調整力をつけないといけないです」とまだまだ課題は多い様子だ。

「(今年は)GⅠを走らせてもらえる機会もあると思うし、今まで以上の成績を残せたらいいですね」と、記念レース戦線での活躍を誓った。