川口オートの3日間開催は19日、開幕。当地開催は先月24~28日に行われたGⅡ・川口記念以来。今回も川口記念同様、ナイターで行われ、消音マフラーを使用する。なお、今開催より本場発売を実施。無観客ではなく、ファンが生のレースを観戦することができる。観客の入ったレースが開催されるのは今年1月2~5日の普通開催以来となる。

 久々に川口のファンの目前で行われるV争い。やはり地元勢に期待がかかる。そのGⅡ戦で優出し準優勝の永井大介(川口=43)。前節の伊勢崎(ナイター・通常マフラー使用)普通開催は準決勝で3着、優出はならなかった。

「GⅡ優勝戦はタイヤ(の影響)もあったかもしれないが、勝てなかったし、伊勢崎も同じ感じ。だからエンジンをオーバーホールしてピストンを替えた」とパワーアップを狙い整備を敢行。初日の走りに注目したい。

 また川口記念で優出5着の中村雅人(川口=39)は「初日、2日目と感じは良かったんだけど。優勝戦は試走から物足りない感じがした。12レースという時間に合っていなかったのか…」と振り返った。今回はしっかり調整を合わせ、結果を出したいところだ。

 そのGⅡ戦3日目の準々決勝戦で反妨、失権した佐藤摩弥(川口=28)だが「エンジンはいい。最終日(1着)も乗りやすかったし進んでいる感じもした」と気配は悪くない。持ち前のスタート力とスピードでファンの期待に応えるべく好発進を目指す。