元俳優の高岡蒼佑(40)が17日、インスタグラムを更新し、2020年に他界した俳優の三浦春馬さんについて、語った。
 
 12日に格闘技大会「競拳21」で格闘家デビューした高岡は試合で上着を着用したことを尋ねられ、「お察しの通り、タトゥーや刺青が入っているからです。なんで着てたのかは、そこだけ取り上げられるような媒体も出てくるでしょうから」と説明した。

 タトゥーについては「こんな芸能界には2度と戻らないという自分の決意ですかね」としたうえで、「今の芸能界は小狡い事だらけで、また自分の精神的な気持ちも限界だったり、スッキリしない気持ちでずっと過ごす事が多く、人付き合い、人間関係、マスコミとTV局と、芸能事務所の癒着、裏で嵌めた嵌めないの話だったり、陥れるような世界の中で、自分もとある在京キー局の局長に殺されそうになった事もあった」と告白。

 さらに2020年に他界した三浦春馬さんにも言及した。

「その中での、春馬の死。心底はらわたが煮え繰り返った。ある馬鹿な芸能人はその死を利用し、連日のように世間に薄っぺらい悲しみを伝え、自分の評価や自分の売名に利用する。そんな事も山ほど見てきたから、余計とこういう奴らにも辟易した。彼の苦しみが自分にもフラッシュバックし、死すら利用する人間が山ほどいるあっち側には絶対に戻らないと決別した。彫り物はその証です。決別の。」とタトゥーには、三浦さんの思いもこもっているという。
 
 芸能界への復帰を否定している高岡は「元々芸能界なんてカタギの世界じゃ成り立たないです。この先も自分なりの優しいアウトローでいきます 刺青が入ってようが、時代が変わっていたらやってるかもしれないけど、この汚いジジィ達のいるシステムである以上私は絶対にやりません」と改めて、現状では復帰しない固い意志を見せた。