歌舞伎役者の市川海老蔵(44)が、毎日のように投稿していた動画アプリ「ティックトック」への投稿を停止して29日で1週間がたった。23日に一部で報じられた〝SNSナンパ〟の記事が原因ではないかという。このままティックトッカー〝廃業〟もウワサされているが、意外にも梨園関係者はホッとしているという。

 ブログを1日に10本以上投稿する海老蔵は、ティックトックにもどっぷりハマった。

 2月中旬からティックトックで〝フォロワー100万人できるかな企画〟を開始。そのころフォロワーは15万人で100万人の大台を目指すべく、3月中旬からは毎日のようにティックトックに動画を投稿した。100万人超のフォロワーを抱える〝先輩〟の人気インフルエンサーAさんらとも積極的にコラボ。長男の勸玄君(9)の誕生日だった22日には、愛息の生後間もないころや幼少期の写真、動画とともに、「#お誕生日#おめでとう#9歳になりました。勸玄9歳おめでとう♡#誕生日動画#ドラえもん#ハッピーラッキーバースデー!#おすすめ#勸玄#海老蔵」と「#(ハッシュタグ)」をたくさんつけたメッセージを添えて祝った。立派なティックトッカーになろうとしていたわけだ。

 フォロワーが右肩上がりで増えていた矢先、23日配信の「NEWSポストセブン」で海老蔵の〝SNSナンパ〟が報じられた。SNSのDM(ダイレクトメッセージ)を駆使して、インフルエンサーや一般女性に接触し、実際に会っていたという。先のAさんもその一人だった。その後、24万人のフォロワーを抱えるまでになったティックトックの動画投稿がパタリと止まった(29日午後10時時点)。

「海老蔵さんも報道を受け、さすがにバツが悪かったそうです。このままティックトッカーの〝廃業〟も浮上しているようです」(テレビ関係者)

 ただ、梨園からは安堵の声も上がっている。スマホを利用しすぎて手首を痛める〝スマホ腱鞘(けんしょう)炎〟を回避できそうだからだ。

「海老蔵さんはスマホを手に、画面をニラんでいた姿がよく目撃されました。ティックトックの撮影、編集などに没頭しているんです。特に3月からはよりのめり込むようになり、〝スマホ腱鞘炎〟が心配されていましたが、最近はスマホを手にする機会が目に見えて減っています」(同)

 ツイッターも22日を最後に更新しておらず、現在頻繁に更新しているのはブログが主だ。そのため、手への負担は相当減っているとみられる。細やかな演技で客席を魅了する歌舞伎役者としては結果オーライなのかもしれない。