フリーアナウンサーの古舘伊知郎が13日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」に出演。国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長を厳しく批判した。

 番組では2030札幌冬季五輪招致の是非を討論。古舘は「止めるべき」として、その理由を「やっぱりオリンピックは五輪貴族のもんだって分かっちゃうとね。もうヨーロッパの中でギリシャはじめ順繰りでやってもらって、それを中継で見ることでいいんじゃないかって単純に思う」と説明した。

 さらに加えて「それから、やっぱり強欲な興行主の顔が見えちゃった。バッハさんが、銀ブラしたときの〝間違った方向のローマの休日〟がムカついてムカついてね。それで今度バッハさんは北京オリンピックに際して、いち早くリモートで彭帥さんと会談したでしょ。今度は行って会ったりしてるでしょ」と、中国の元副首相に性的関係を強要されたと告発した女子テニス選手の名を出し苦言。

 そのうえで「僕、バッハさんは多分、中国の政治局員だと思ってますよ」と過激なジョークを飛ばし「そういう強欲なところが見えちゃうと、もういいんじゃない?っていうのが正直なところ」と結論付けた。