小池都知事「辞任説」で焦り? 苦手の年末年始を前に…体調悪化のリスク伴う “爆速” 公務復帰

2021年11月22日 05時15分

全国知事会にオンライン出席した小池都知事(東スポWeb)
全国知事会にオンライン出席した小池都知事(東スポWeb)

 年末年始がヤマだ。過度の疲労で入院し、退院後もテレワークをしていた小池百合子東京都知事が21日に公務復帰を果たし、冗談を飛ばす余裕を見せるなど、回復をアピールした。確かに足取りは軽く、入院前に頻繁にあったせき込むシーンもこの日はなかった。しかし、今後に不安がないわけではない。


「どうされたんですか、みなさん?」

 午前11時半ごろ、都庁に約4週間ぶりに姿を現した小池氏は、待ち構えた報道陣に対してとぼけてみせた。その上で「ご心配をおかけしました。体調は万全」と強調。過度の疲労で入院するのは6月下旬に続いて2回目。前回は退院後の足取りが重く感じられたが、この日は軽かった。

 全国知事会へのオンライン出席ではよどみなく意見を言った。コロナについて「これからの時期は寒くなることから感染症が流行しやすくなり、人の動きも年末年始で活発化することが予想されます。海外の事情をみていると感染の再拡大する国も出てきている。いろいろな事情があるが、最大限の警戒が必要です」と第6波への危機感を訴えた。

 また、報道陣へは無免許運転で在宅起訴された木下富美子都議について言及。「今の状況を理解できない人ではない。自らが出処進退を正していくことについて彼女自身が決することを確信している」と辞職を促した。

 入院前は話しているときにせき込んだり、声がかすれたりしたこともあった。しかし、この日の小池氏はたくさん話したものの、そんな姿は見せなかった。

 午後4時過ぎに退庁。その時も「職員の皆さんが連携を取りながらしっかりやってくれたので、都政の停滞はありません。これからもさらに爆速で進めていきたい」と今後を語る余裕があった。

 小池氏が不在の間、何も発信がなかったこともあり、病状をめぐって臆測が駆け回った。「重病らしい」「辞任を検討しているらしい」という話が出回り、報道もチラホラ出始めていた。都政関係者は「辞任説が出たことによって、想定より早く復帰することになったのではないか」と指摘。本来ならもう少し休んでいたかもしれないというのだ。

 小池氏には〝弱点〟があるそうだ。小池氏に近い関係者は「小池氏はこれからの時期、いつも体調を崩しています。年末年始は毎年、かぜを引いて、忘年会や新年会のシーズンはたいてい、せき込んでいたのを覚えています」と明かした。

 ただでさえ苦手な年末年始に言葉どおり「爆速」で仕事をすれば、体調不良がブリ返しかねない。

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