藤井聡太〝新四冠〟誕生「プロ野球なら高卒2年目で最多勝、沢村賞など総ナメするようなもの」

2021年11月13日 20時36分

感想戦で対局を振り返る藤井聡太新竜王(代表撮影)
感想戦で対局を振り返る藤井聡太新竜王(代表撮影)

 将棋の藤井聡太三冠(19=王位、叡王、棋聖)が13日、山口県宇部市で行われた竜王戦七番勝負の第4局で、豊島将之竜王(31)を下し、竜王奪取に成功した。

「第34期竜王戦」の第四局は12日と13日に行われ、藤井三冠は同シリーズで4勝0敗のストレート勝ちを果たした。これで、羽生善治九段が保持していた最年少四冠記録22歳9カ月を大幅に更新する19歳3カ月での最年少四冠を達成した。

 偉業を成し遂げた藤井新竜王は対局後の会見で「まだ実感はないのですが、竜王は最高峰のタイトルなのでとても光栄に思います。今後はこれまでと変わらず強くなることを目標に据えてがんばりたい」とコメントした。

 将棋界でも驚きの声が上がっている。

 プロ棋士の勝又清和七段は「凄すぎで語彙力を無くすという感じ。また、対戦した豊島さんは決して調子が悪いわけではなかった。最近行われた対局では、A級順位戦で羽生さんに3勝1敗で勝っているし、JT杯では渡辺明名人を破って決勝に進んだ。藤井さんの才能は凄いというよりも凄まじい。プロ野球で例えると高卒2年目くらいの投手が最多勝利、沢村栄治賞などを総ナメするようなものではないでしょうか」と話す。

 この後に続くALSOK杯王将戦での挑戦者決定リーグで挑戦権を獲得できれば、五冠獲得にも期待がかかる。今後の活躍に注目だ。

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