秋篠宮家の長女眞子さま(29)と小室圭さん(29)の結婚がいよいよカウントダウンに入った。小室さんは今月27日午後にも帰国し、来月上旬には2人で記者会見を行い、同月内には婚姻届を提出する見通しだ。そんな中、「眞子さまと小室さんの結婚反対!」「小室母子の公金搾取疑惑を調査せよ!」と街頭で声を上げるデモ主催者のユーチューバーを直撃。最終局面を迎える〝小室家問題〟にどう決着つけるのか?

 23日、眞子さまは宮中祭祀の「秋季皇霊祭」に臨むため、公務や行事では7月30日以来となる赤坂御用地から外出し、皇居を訪れた。

 小室さんは27日にも米国から帰国し、2人は約3年ぶりに再会する。来月には婚姻届を提出し、米での新婚生活が始まるとあって、眞子さまはマスク越しでも幸せそうな様子がうかがい知れた。

 ただ、一部の国民は祝福ムードにはなっていないようだ。同日、東京・渋谷の明治神宮前では、眞子さまと小室さんの結婚に反対するデモが行われた。

「小室圭氏の不正入学疑惑を調査せよ」「小室母子の皇室悪用は辞めさせろ」のプラカードを手にビラを配る一団に道行く人からは「応援してます」「最後の一るの望みです」と励ましの声が掛けられた。

 デモを主催したのはユーチューブで、皇室ニュース専門チャンネル「KEI Channel」を運営する皇室系ユーチューバーの京(KEI)氏(44)だ。デモは今月12日に新宿で行われたのを皮切りにこの日で3回目。週末を中心に来月17日まで横浜や福岡など日本全国で行う予定だという。

 京氏は「(小室家問題を)ユーチューブで配信していたが、状況は悪化する一方で、私なりに何かできないかと、宮内庁や内閣府、佳代さんの遺族年金問題で日本年金機構などに電話で抗議したが、思いをくんでくれない。それならばと署名活動を始めたが、宮内庁は署名を受け取ってすらもくれない。次のステップで始めたのが街頭活動だった」と話す。

 眞子さまと小室さんの結婚問題での各種世論調査で結婚には反対が多い。ただ京氏は「反対か賛成ではなく、興味がないという人が多い。特に10~20代はそもそも皇室に興味がない、だから結婚にも興味がなく、関心のある人は少ない。街頭活動のリアルの行動で、まず興味を持ってもらいたい」と世論調査やマスコミ報道とのギャップがあるとして、デモは皇室を巡る問題が起きているという啓発の意味合いも強いという。

 小室家を巡っては、さまざまな疑惑が噴出したものの小室さんの来日が決まり、最後は強行突破で結婚の流れはもう変えられそうにはない。

 それでも京氏は「デモ活動は最後の最後、婚姻届を出したという報道があるまで続けます。入籍した後に結婚反対とはできないが、小室家の不正に関しての追及は続ける。そもそも活動の思いの根底は皇室を守りたいというのがある。終わったからといって、次の問題がないわけではない」と、結婚で〝小室家問題〟をうやむやにするつもりはないという。

 小室さんは来日後、14日間の隔離生活を送る。空港から隔離先までメディアスクラムが予想され、多くのアンチやユーチューバーでパニック必至だ。京氏も周辺でデモを敢行するのか?

「公で活動していくからには(道路使用の)許可をきちっと取った上でやりたいが、多分、許可が出ないと思う。許可なしでやれば、活動そのものがつぶされる恐れがある。ルールにのっとって、やっていきたい」と突撃系ユーチューバーやアンチとは一線を画すものの、毅然と〝小室家問題〟に声を上げていく考えだという。