元迷惑系ユーチューバーのへずまりゅうこと原田将大(30)が、すっかり啓発系ユーチューバーに変貌している。人気ユーチューバーユニット「コムドット」の度重なる迷惑騒動に対し、怒り心頭なのだ。

「人に迷惑を掛けるとかダサいぞ YouTubeの印象を下げんなや」とへずまがツイッターに投稿し、怒りを向けたのは、5人組ユーチューバーの「コムドット」だ。

 写真週刊誌「FLASH」は14日、コムドットが今月、住宅街のコンビニで深夜大騒ぎし、警察が出動した騒動を報じた。コムドットは今年3月に緊急事態宣言下に居酒屋での酒席をインスタ配信し、炎上。6月にも大人数での深夜カラオケパーティーが発覚し、謝罪に追い込まれたばかりだった。

 反省の色がないコムドットを一喝したへずまだが、自身は会計前の魚の切り身を食べたり、購入したTシャツを偽物だと返品を迫ったりなどしたとして、窃盗や威力業務妨害などの罪に問われ、先月、一審で懲役1年6月、保護観察付き執行猶予4年の判決が出て、控訴している身だ。

 コムドットへの注意については「どっちもどっち」の書き込みであふれたが、へずまは「コムドットと俺を一緒にすんな 俺は人に迷惑が掛かることを知りながら迷惑を掛けていたがコムドットは迷惑だと言うことに気付いていないんだぞ? そう言う常識がない人間は良いことか悪いことかが判別できない人間だから何度も繰り返すだろうな」と指摘した。

 実はへずまは一審判決後、迷惑行為や騒動に正義・正論の鉄拳を加える〝啓発系ユーチューバー〟になっている。自身がバイトするラーメン店にユーチューバーが殺到したことに「人に迷惑を掛けるのはやめて下さい。周りは関係ない」と節度ある行動を求めれば、地元の山口県で開催予定だった野外ロックフェスには「中止にすべきだ。コロナを軽視するなよ」と主催者や山口県知事に訴え、その後フェスは中止になっている。

 へずまは、ツイッターのサブアカで「ネット評論家」の肩書で、「虐めや人に迷惑をかける奴は許しまへんでえオラ 皆さんの反面教師としてネットで生き続けます!」と新たな道を模索している。

 コムドットのファンからは相当な反発があったようだが、へずまは「コムドットのリスナーへ dmで誹謗中傷してくんなや 民度低すぎんか? へずっ子を見習え 俺の方が古参じゃあオラ」と応戦。元迷惑系ユーチューバーの〝パトロール〟は今後も続きそうだ。