やっぱり…加藤官房長官の“旭日旗見解”に韓国猛批判「軍国主義と帝国主義の象徴」

2021年05月18日 16時13分

旭日旗をめぐって長年もめまくっている

 韓国で厳罰化法案が提出された旭日旗に関する加藤官房長官の見解に対して、韓国で猛批判が湧き起こっている。

 韓国の与党「共に民主党」の金容民(※キム・ヨンミン)議員が、旭日旗などの使用を禁止行為に指定する「歴史歪曲防止法制定案」を発議。違反した場合は最大10年以下の懲役または2億ウォン(約1940万円)以下の罰金刑を科す〝厳罰化〟で大きな波紋を呼んでいる。

 こうした動きに対して日本政府の加藤勝信官房長官(65)が見解を示し、韓国メディアがその内容を一斉に報道した。

 加藤官房長官は18日の定例会見で、旭日旗の厳罰化法案についての質問に「他の国の国会の動きであるためコメントを控えたい」と言及を避ける一方、旭日旗に関する見解を説明。「旭日旗について申し上げますと、その意匠が日の丸と同様に太陽を模しており、出産や祝日のお祝いの旗である。日本国内で現在も広く使われており、特定の政治的、差別的な主張という指摘は適切ではない」と語った。

 そして「政府としては韓国を含めた国際社会に向けて、旭日旗を掲げることが政治的、差別的な主張ではないと今後も説明を続けるつもりだ」と付け加えた。

 この加藤官房長官の見解に対し、韓国外務省がすぐさま反応。同国のテレビ局「YTN」によると、チェ・ヨンサム報道官が「旭日旗は周辺諸国に過去の軍国主義と帝国主義の象徴として認識されている。その点は、誰よりも日本側がよく知っているものと考えている」と猛反論を展開。

 韓国メディアも日本政府の見解を相次いで批判し、同国のテレビ局「KBS」は「旭日旗は太平洋戦争当時、周辺諸国に莫大な苦痛と損害を与えた日本軍の旗として使用され、現在も日本の極右団体の嫌韓デモなどに使われている。旭日旗の使用が政治的宣伝に該当しないという日本政府の主張は理に合わない」と糾弾した。

 旭日旗を巡る日韓両国の対立が激化しそうだ。

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