女優・岡田結実の原動力は自問自答 私生活では「いつか情熱的なキスを…」

2021年04月30日 11時30分

進化を続ける岡田

 女優・岡田結実(21)の勢いが止まらない! 元NGT48山口真帆の初主演映画「ショコラの魔法」(6月18日公開)に〝もう1人の主人公〟として出演する。1月期放送の主演ドラマが好評なことに加えて、今秋スタートのNHK朝ドラへの初出演も決定。昨年3月末にオスカープロモーションから独立後、順調に見えるが、その裏では「やめてやる!」とまで悩み、撮影後に涙を流したことも。さらに〝本気キス〟への渇望も合わせ、真っ直ぐな瞳で本音トークを繰り広げた。

「ショコラの魔法」で、岡田は事件の解明を目指す学園の新聞部員・飯田直(なお)を演じ、記者として動き回る。

 芸能人として〝取材される側〟の岡田は「人に取材するのは体力を使うな、と改めて感じました。質問を考えたり、話を聞くためのアンテナを張ってないといけない。取材してくださる人はすごいありがたいなと思いました」と笑顔で感謝した。それでも自身の演技について「撮り直したい! 『もっとうまくやれただろ~!』って」と苦笑いした。

 1月期の主演ドラマ「江戸モアゼル~令和で恋、いたしんす。~」(日本テレビ系)では花魁役を熱演。今作では女子高生役と振り幅は大きいが、岡田は「『役者に向いてないな』と悩んでいる時期だった」と明かす。

「経験値不足、実力不足なんですけど、ダブルパンチで…。飯田直みたいな普通の学生役が初めてで、演技を演技するみたいになって。正直…ズタボロの心で撮影後に泣いて帰ってました(苦笑)。ハッて気づいたら涙が出てて…『やめちまえ!』って思うぐらいに」

 女優として演技するだけではなく、タレントとしてバラエティー番組で芸人に交じって笑いを取るなど、女優の役柄以上に仕事の幅は広い。

「大変さはまったくなくて。どっちも大好きな仕事で生き生きしてやってるんですけど…」と語りつつも、後悔しがちな性格が顔をのぞかせる。

「その分『ここはまだまだだな』と悔しい感情が倍くらい芽生えてくる。『この仕事、好きだけど、嫌い!』『嫌いだけど、好き!』がどんどん強くなってる」と笑った。

 昨年からコロナ禍に揺れる芸能界。外出が許されない中で、自分自身と仕事についても嫌になるぐらい考えたという。

「自粛期間中はずっと悩んで『いつか絶対、やめてやる!』って思いながらも『絶対にやめられないんだな』というのもあったり。それを自分なりにメモにまとめたりとか、文章を書いたりしてうっぷんを晴らしてました」と振り返った。

「どんな役でも現場に出て、いろんな人の演技を見て学びたい」と言う岡田が熱望しているのは?

「舞台をやりたい! 私が大きくなるためには、舞台というエサを食べるしかないと思っています」と力を込めた。

 吉田鋼太郎や溝端淳平などが出演する舞台に足を運ぶたび、舞台への熱は増しているという。

 4月15日に21歳の誕生日を迎えた。「どういう年にしたいか?」と聞くと、岡田は「去年はとにかくアウトプットをした1年。そうしたら、心が何にも足りないという感じになって『人生豊かじゃない』となって」。インプットの大切さを認識し「私生活の岡田結実という人間を豊かにしないと、仕事も豊かにならないなと思った。人としてすっからかんな人間にはなりたくない」と危機感を吐露した。

 さらに恋愛事情を聞くと「恋愛…。ほんと頭抱えてるんですよね。『恋をしたい』と言うほど、現れなくなっていく現象をやめたい」と、今なおフリーだという。

 ドラマなどでは何度もキスシーンを演じているが、「役じゃダメです! 役のキスシーンってマジで無機質だなと思う(笑い)。そうじゃなくて、ちゃんと情熱的に『この人が好き』と思う人とキスしたいと思うんですけど…求めれば、求めるほど、いない」と無念の表情を浮かべた。

 好意を抱く男性が現れることもあるというが、「いいなって思う自分に溺れている自分がいる。いつから私は真剣な恋ができなくなったんだと…悲しいです」とポツリ。

 最後は「募集中と書いといてください(笑い)」とお願いしていた。

【ショコラの魔法】少女漫画が原作の「ショコラ――」は、不思議なチョコレートを提供する屋敷を舞台にしたファンタジーホラー。美しき魔女・哀川ショコラ(山口真帆)が作る、どんな願いも叶える不思議なチョコレートを聖蘭学園の女子高生が食べたことをきっかけに、難事件が次々に起きる。

 現場で岡田は、初主演の山口とコスメの話で盛り上がったとか。「休憩中にいろいろ話したんですけど、まほほん(山口)も私も本当にコスメが大好きなので、『いい匂いのボディークリームある?』とか(笑い)。まほほんも現場に美容器具を持ってきてて『それ、やっぱいい?』とかお互い持ってる美容器具の話で『あれ、いいよね~』とめっちゃ盛り上がりました」と振り返った。

☆おかだ・ゆい 2000年4月15日生まれ、大阪府出身。父はお笑いコンビ「ますだおかだ」の岡田圭右、母は元芸人の岡田祐佳、兄は俳優・岡田隆之介という芸能一家に育つ。抜群のトーク力を武器にバラエティー番組で活躍する一方、女優としても大活躍。2021年度後期のNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の雉真雪衣役で、朝ドラ初出演も決定。

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