居住実態問われたNHK党・松田みき氏が急転 上告取り下げ菅原一秀衆院議員に挑戦状

2021年04月23日 14時38分

松田みき氏(左)と立花党首

 NHK受信料を支払わない方法を教える党(NHK党)の立花孝志党首(53)は23日、次期衆院選の東京9区に元新宿区議の松田みき氏(33)を擁立すると発表した。

 松田氏は2019年の新宿区議選で当選したが、公職選挙法で定める区内での3か月以上の居住実態がなかったとして、当選無効が決定。その後、決定取り消しを求め、高裁に提訴も棄却され、最高裁に上告していた。

 判決が今月27日に迫る中、立花氏は「変な判決をつくってしまうのもおかしい。居住実態が必要だと言っているのは区議や市議会。(松田氏が)政治の道に来ている以上、国政選挙の方に来て、議員を目指してもらいたい」と話し、松田氏は22日付で区議を辞職し、上告も取り下げを申請している。

 立花氏が松田氏を送り込むのは、衆院選の東京9区(練馬区)で、自民党の菅原一秀衆院議員(59)の地盤。菅原氏は有権者に香典を渡した公選法違反(寄付の禁止)で不起訴処分(起訴猶予)となったが、区内の祭りなどで現金を配ったとして、東京地検特捜部が再び捜査に乗り出したばかり。政治とカネをめぐって、衆院選の注目区になる。

 松田氏は「菅原さんのようにメロンやカニを配ることはない。正々堂々と選挙を戦わせてもらう」と表明した。

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