【東京五輪】渡辺直美侮辱問題の佐々木氏が謝罪文「私が調子に乗って出したアイデア」「橋本会長に辞意をお伝えしました」

2021年03月18日 01時23分

佐々木宏氏

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の開閉会式の演出を統括する総合企画エグゼクティブクリエーティブディレクター・佐々木宏氏(66)が17日、自身が起こした侮辱問題について謝罪文を公表した。

 この問題は同日に文春オンラインが報じたもので、佐々木氏が演出チーム内のラインでお笑い芸人・渡辺直美(33)の容姿を侮辱する文面を送信したとされる。

 長文に及ぶ謝罪文は以下の通り。(原文ママ)

〇謝罪文
 
 昨年3月の私のLINEのグループラインの中において、オリンピック開会式のアイデアフラッシュを仲間うちでやり取りする中で、私のアイデア及び、発言内容に、非常に不適切な表現がありました。出演者の候補として名前が上がっていた渡辺直美さんに対する演出アイデアの中で、宇宙人と地球人の接点的な役柄で、オリンピックの使者的キャラということで、オリンピックの語尾をピッグという駄洒落にして、オリンピッグという名前のピンク色の衣装で、耳がぶたのはどうだろう、というような発案をしました。アイデアをLINE上で書き、みんなの意見を聞きましたが、すぐに、MIKIKOさんから「ピンとこない、」他のメンバーからは手厳しく「面白くない」「女性を豚に例えるなんてありえない」「一時的なアイデアだとしても、言うべきじゃない」などと、LINE上で、スタッフから非常に怒られ、私も、その場で、大変恥ずかしながら、スタッフからの率直な直言で目が覚めました。メンバー全員にLINE上で謝り、撤回しました。気づかせてくれたことに礼も言ったつもりです。

 MIKIKOさんから、オリンピック開会式のストーリー強化を手伝って欲しいというご依頼受けて、パラリンピック担当だった私はパラリンピックの企画チームを呼んで、MIKIKOさんを入れた10名以上のグループで、ざっくばらんにやりとりした中で、私が調子に乗って出したアイデアです。

 渡辺直美さんに対しては、大変な侮辱となる私の発案、発言となること。これは取り返しのつかないことです。心から反省して、ご本人、そして、このような内容でご不快になられた方々に、心からお詫び申し上げます。

 文春さんから電話取材を受けた段階で、この私のLINE上での、大失言が表に出て、渡辺直美さんにも伝わるときが来たら、責任をとって辞表を出すべきと考えて来ました。

 あと数ヶ月に近づいたオリンピック・パラリンピック開閉会式を日々死にものぐるいで準備するメンバーにも、本当に申し訳ない気持ちです。

 先程、橋本会長には、夜分ではありますが、お電話で、私の辞意をお伝えしました。

 あらためて、辞表を書かせて頂き、お届けするつもりです。

 LINEが好きで、内輪でのやり取りのつもりでしたが、今回多くの方に伝わることになり、渡辺さんにはどのようにお詫びをしてもしきれないと思っています。世界的な活躍をされ、個人的にも大変ファンでした渡辺直美さんに、この度のことで、ご不快な思いをさせてしまったことが、本当に悔やまれてなりません。心からお詫び申し上げます。

 ふだんは、自分では、多様性、ジェンダー問題、そして、容姿などを揶揄して人を傷つけてはいけないと言うことには、気をつけているつもりでしたが、このようなことで、それがとんでもない勘違いで、自分の意識の低さ、無神経さにあらためて、気づいた次第です。今後は、自分の生活全般、仕事に対する姿勢、日常の言動などについて、猛反省し、意識改革をし、自らの思い込み、偏見、鈍感さ、などを見直し、あらためて、生まれ変わりたいと思います。

 この度は、大変申し訳ありませんでした。

佐々木 宏

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