お笑いコンビ「NON STYLE」の石田明(41)が20日放送の関西テレビ「おかべろ」に出演。ゲストの「ニューヨーク」(嶋佐和也=34、屋敷裕政=34)に「M―1」優勝のための“反則技”を説いた。

 屋敷から「『M―1優勝した時のネタ好きじゃない』ってよく言わはりますよね」と振られた石田は「ばれへんように反則もしたし。ウケるためだけのやつを何個かやってるから、自分でもやりたくない。井上(裕介)にこんなセリフを言わせてしまった、俺がウケやすいがためにっていう」とうなずいた。

 さらに屋敷から「明日から使える反則1個教えてください」と頼まれると「強いて言うなら、ムキになること」と返答。

 続けて石田は「(審査員の)松本(人志)さんが物足りなく思ってるのは、ムキになってないツッコミってボケからすると退屈。ツッコミ側に余裕があるコンビって、予定調和なんですよ。そこから逸脱してるのが面白くて、松本さんが(最終決戦で)『おいでやすこが』に入れたのはそこなんです。完全に振り回されてるテイを表現してるじゃないですか」と説明した。

 これに屋敷は「ここ丸々カットしてくださいね、俺余裕でムキになりますから。2021年は」と感心しきり。MCの岡村隆史も「次のM―1楽しみやな。1回戦から見てみ。みんなムキになってんで」と指摘した。