お笑い芸人「EXIT」の兼近大樹(29)とりんたろー。(34)が7日、司会を務めるニュース番組「ABEMA Prime」(ABEMA TV)に出演し、WBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔のタトゥー問題に言及した。

 井岡は昨年大みそかに3階級制覇王者で前WBO世界フライ級王者の田中恒成と対戦し、TKOで防衛に成功。その際、左腕のタトゥーが露出していたことで、日本ボクシングコミッション(JBC)の規定に抵触する恐れがあり、何らかの処分が出される可能性がある。

 りんたろー。は「僕はカッコいいと思えれば入れちゃえばいいんじゃない?っていう考えなんですけど、タトゥーって『一生消えないフリップ』というか、その間センスが変わらないとも思えない。スベり続ける可能性もあるじゃないですか。そこのハードルが高すぎて入れられない」と冗談交じりにコメントした。

 兼近は「僕はゲームとかスポーツって、ルールがあるから楽しいっていうのがあって、ルール違反をしたという意味ではよくないなというのが一番の思い」とした上で「でも変なルールですから、変えるために動き出しとけばよかったんじゃないか、先に。『入れ墨とかタトゥーを露出しちゃいけないっていうルール、変ですよ』って、井岡選手が(先に)言っとけばよかったなって、すごく感じます」と指摘した。

 続けて「あとは個人的には、殴り合うスポーツじゃないですか。殴り合うスポーツで『タトゥー、怖~い』ってなります? 殴り合うスポーツ大好きな人が、タトゥーでビビってるわけないんで。だからルールはおかしい。変えたほうがいい」と笑わせた。