蓮舫氏が日本学術会議任命拒否問題で「私は菅総理と違います」 自民議員は「改革に後ろ向き」

2020年11月09日 19時35分

蓮舫氏

 立憲民主党の蓮舫氏(52)が8日、自身のツイッターを更新。日本学術会議任命拒否の問題について「私は菅総理とは違います」とつぶやいた。

 菅義偉首相(71)は、野党との国会論戦の中で、日本学術会議の会員6人の任命を拒否した問題に「閉鎖的で既得権益のようになっている」と繰り返し答弁している。

 蓮舫氏は「日本学術会議の組織に問題があるのなら見える形での改革議論は否定しません」とした上で「が、私が問題視しているのは6人を外した理由だけです。法違反の人事です。税金の問題と言うなら、この迂回法人の疑いをきちんと調査、改善されることが優先されると考えます」とした。

 自民党内は野党内で発信力を持つ蓮舫氏のツイッターに対し、強い関心を寄せている。

 蓮舫氏といえば、民主党政権時代に歳出削減を目指し、国や自治体の事業を問い直す「事業仕分け人」として注目を集めた。それが今度は既得権益を守る側に立つ。

「民主党政権では考えられなかった。改革に後ろ向きだとわかった」と自民党議員。

 マスコミ各社の世論調査では、菅政権が行政改革の対象として組織を見直す方針に一定の評価が与えられている。

「菅首相が会員候補6人の任命を拒否した理由の説明の仕方は納得できない有権者が多い。だが、蓮舫氏の批判はまず菅・自民党ありきだ」と自民党議員は話している。