79歳でユーチューバーデビューの仲本工事 志村けんさんへの思いを語る

2020年10月01日 11時00分

仲本は妻で歌手の純歌㊧と店を経営

 ザ・ドリフターズの仲本工事(79)が先月、ユーチューバーデビューを果たした。また時を同じくしてツイッターも開始するなど、慣れないデジタルを勉強しながら来年の傘寿を前に精力的に活動している。いったいなぜ今になって動きだしたのか? そして3月に亡くなった志村けんさんへの思いを仲本に聞いた――。

 東京・目黒区にある仲本と、妻で歌手の純歌が経営している飲食店「仲本家JUNKAの台所」に、仲本の姿はあった。自身も店に出ていることは多いという。

「お客さんが来たら、話し相手くらいだけどね。後はお運びとか。やることがあった方がいいよね」

 地元でも愛されている仲本は先月21日、ユーチューブ「仲本工事のありがと~ね~チャンネル」を開設。この日からスタートした理由を「私の大切なおふくろさんの誕生日なの。もう亡くなったけどね。おふくろが人に対しては『ありがと~ね~』って言ってたから、いい言葉だなぁって。だから『ありがと~ね~チャンネル』ってどうですかって」。

 同日にツイッターも開始し「ごめんなさいこれツイッタの電源の切り方教えてください」とツイートしてバズった。

「僕ら昔の人間だから、携帯とかなんとか扱いきんないしさ。らくらくホンにかえたはいいけど、操作の方法がいまだに分かんないしさ。でも、今、そういう時代なんだなぁと。友達が友達を広げてくれる。そういう時代なんだなぁと思って。大事にしなきゃ、少し私も切り替えなきゃと思ってるけど、切り替えられるかね」

 デジタルに疎いにもかかわらず、79歳にしてなぜチャレンジすることにしたのか?

「やっぱりコロナで何にもすることないから。ユーチューブでもやって一つのつながりを大事にしたいなと思って。開いてくれた人と語らいができれば、それでいいなぁと思っています。自分で発信したいこと、今こんな状況だよ、まだ元気だよーと訴えていきたいなぁと。ギター弾いて歌ったり、楽しむようにしたいなと。もともと音楽好きだから。今までは5人のドリフターズの発信だったけど、今度は1人の発信だから、自由奔放にドリフを大事にしながら、走っていきたいなって思ってます」

 その新型コロナにより、ドリフの仲間の志村さんが亡くなった。

「ビックリしました。志村の存在というのは、ドリフ全体を若返らせてくれたよね。ドリフターズを数年若返らせてくれたよね。大きなことだと思うね。志村も次の人生、役者として成功の道が開けていたのに、残念だなと思います」

 志村さんはコントなどお笑いで活躍する一方、映画「キネマの神様」の主演が決まる(代役は沢田研二)など、俳優としても大きなステップを踏み出すところで、急逝した。仲本は「カトちゃん(加藤茶)と話してたの。志村も残念だよなあって。長さん(いかりや長介さん)もこれから役者として、という時に亡くなっちゃった。だから俺たち2人はさ、『役者になるのやめようね』なんて話をしてたんだよ」としみじみと語った。