芸能界を引退した元タレント・木下優樹菜(32)の〝荒れた私生活〟が明らかになった。

 ママタレとして絶頂だった木下の人生を狂わせたのは、昨夏の〝タピオカ騒動〟。姉が勤めるタピオカ店の対応にブチ切れ、「出方次第でこっちも事務所総出でやりますね」などとDM(ダイレクトメール)を送ったことがすべての始まりだった。

 大炎上した木下は昨年11月に芸能活動を休止。大みそかには夫の藤本敏史(49)とも離婚した。

「藤本さんは離婚原因にタピオカ騒動は関係ないと説明していましたが、それが逆に〝闇〟を感じさせることになりました。夫婦ゲンカは日常茶飯事で、藤本さんが離婚届を何度も突き付けたと番組でネタにしていましたが、あれも本当は笑えない話だったのかもしれません」とはワイドショー関係者。

 タピオカ騒動後の木下について語ったのは、タレントの鈴木紗理奈(43)。ともにヤンキー気質でウマが合うのか、紗理奈は木下から「姉ちゃん」と慕われていたという。

 しかし、12日放送のTBS系「サンデージャポン」で紗理奈本人が明かしたところによると「(昨年11月に)子育てのことで食い違いがあってからは、連絡は取ってなくて…」。現在は絶縁状態なのだという。

「どういった部分で衝突したのかは不明ですが、あれだけ尊敬していた紗理奈さんと距離を置くのはただごとではありません。心身ともに木下さんは限界で、周りが見えなくなっていたのかもしれません」(同)

 木下は今月1日に活動再開を宣言したが、5日後に翻意して引退を決めた。背景に所属事務所も把握していない不倫疑惑があったことは本紙既報通り。お相手は30代のイケメンラッパーX氏で、16日発売の「女性セブン」によれば、木下はX氏にハマり、再婚する気満々だったという。

 復帰と再婚を同時進行されては、世間の逆風は収まらない。事務所がそう諭すと、木下はプッツン。「じゃあ芸能界やめます。もう一般人なんで、結婚させてもらいますから」とタンカを切って事務所を出て行ったという。つまり〝逆ギレ引退〟だったというわけだ。

 芸能プロ関係者は「謹慎中、おとなしくしていたと思ったら、X氏と密会を重ねていたのですから、たいしたものです。藤本さんとの離婚にもX氏の存在があったことは間違いない。2児の母である前に一人の女性だったのでしょう」と話す。

 ただし、X氏とは一連の不倫疑惑が報じられて以降、疎遠に…。X氏はいつ自分の名前が表に出るかビクビクしているという。

 一方の木下も「再婚を見据えていた男に〝逃げられた〟のですから、ショックでしょう。彼女の精神状態が心配。離婚後も家族の面倒をみている藤本さんの心労も絶えません」(同)。

 その藤本は18日放送の読売テレビ「特盛!よしもと 今田・八光のおしゃべりジャングル」に出演し、元妻に言及。引退理由は2人の子供への悪影響を考慮してのことで「優樹菜さんが地下駐車場から出てきたところをいきなりバシャバシャって撮られて。子供も乗ってるんです。まだ7歳と4歳なので、子供からしたらすごい怖かったみたいで。そのあとに(子供から)『パパ、きょう、知らない人がしゃべりかけてきて、すごい怖かったんだよね』って(言われた)。親のせいなんですけど、なんでこんな状況に、子供を追い込んでいる状態が心痛すぎて…」と涙ぐみながら語った。他方で「子供がいてなかったら僕も正直、知らんよってなると思うんですけど」とも述べた。

 まだまだ鎮火とはいかないようだ。