元東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏(71)が6日、ツイッターで知事選で圧勝した小池百合子都知事の会見での姿勢を批判した。

 舛添氏は会見で自分にとって不都合なメディアに質問の機会を与えていないとして「『排除』発言を引き出した横田記者など何度も私から指名され辛辣な質問をした。管理能力なき都庁記者クラブ、都庁官僚も問題だが、民主主義のためには言論の自由が最重要である」と訴えた。

 さらに「小池都知事の記者選別・言論統制は、何時間も自由に記者による吊し上げ質問を許して失脚した私の失敗に学んでいるようだ」と自虐的に語った。

 ちなみに「排除」発言とは、2017年に希望の党を結成後、民進党との合流を協議している最中に主要政策で一致しない民進党立候補者について、「排除します」と小池氏が発言。この発言が批判にさらされ、支持率が急落した。