山本太郎氏が都知事選出馬を正式表明 小池都政にNO「自分がやるしかない。東京五輪は中止」

2020年06月15日 15時54分

東京都知事選への出馬を正式表明した山本氏

 れいわ新選組の山本太郎代表(45)が15日、国会内で会見を開き、任期満了に伴う東京都知事選(18日告示、7月5日投開票)に立候補することを正式に表明した。

 小池百合子都知事(67)は12日に山本氏より一足早く再選を目指し立候補を表明している。

 山本氏の立候補は告示直前の土壇場での参戦だ。会見場は国会内の小さな面談室で行われた。会見は大勢のマスコミが集まり、新型コロナウイルスの感染リスクが高い“3密”状況の中でスタートした。

 山本氏は「れいわ新選組の公認で都知事選に立候補します。出馬の動機は、新型コロナ災害で高齢者をはじめクビを切られた人が住む家をなくしています。これが東京都の現実ですよ。小池百合子知事はテレビに出ているのに、なぜ新型コロナを災害指定にしないのか。国から困っている人にカネを引っ張ってこれないのか。自分が(都知事を)やるしかない」と出馬の意気込みを熱く語った。

 山本氏は昨年の参院選で比例区から出馬し99万1756票を獲得したが落選している。しかし選挙期間中の政権放送動画は自民党の安倍晋三首相(65)の13万回を上回る84万回以上、再生されて話題を集めた。

 新型コロナ禍の中、どんな選挙戦を展開するのか。「やれることはやります。その中で街宣、直接、有権者に会えなくても(支持を)積み上げることはできる。私は小池さん支持者の票を削れる存在だと思っています」(山本氏)

 主要政策の一つは新型コロナウイルス禍の影響で来年夏に延期された東京五輪・パラリンピック開催の中止だ。

 山本氏は「(政府の東京五輪延期は)やれる、やれる詐欺です。ワクチン、いつできるんですか。このまま『やれる』空気をきっぱり止める。IOCでなく開催都市が決めるべきです」と強調している。

 都知事選は山本氏、小池氏のほかに立憲民主党、社民党、共産党が支援する元日弁連会長の宇都宮健児氏(73)、元熊本県副知事の小野泰輔氏(46)は日本維新の会から推薦を受けて立候補する。