映画評論家の町山智浩氏(57)が26日、SNS上の書き込みに関する制度改正についての動きについてツイートした。

 町山氏は「#木村花さんを政府の国民監視に利用するな」というタグをつけ「高市早苗総務大臣と三原じゅん子議員が大喜びでこれを推進していることに危機感を持った方がいいと思います」と警戒感を示した。

 女子レスラー・木村花さん(享年22)がネット上で誹謗中傷を受けていた問題で、高市大臣は26日、悪意のある投稿を抑止するための制度改正を検討する意向を示し、三原じゅん子参議院議員も制定に向け意欲を示している。しかし、町山氏はこれが言論統制につながりかねないと危機感を示している。

 一方、この投稿を受けて三原議員は自身のツイッターで「とても不幸な痛ましい木村花さんの話に伴う件について、大喜びという表現は如何なものでしょうか。ご家族やファンに対しても失礼では?不謹慎な言葉だと思います」と苦言を呈している。