星野源との“豆腐コラボ”動画が大ヒット!エナツの祟り・翌桧「少しでも元気や活気を届けたい」

2020年05月02日 10時49分

翌桧が公開した動画「豆腐の容器を開けるのに悪戦苦闘する星野源さん」(ツイッターから)

 ロックバンド「エナツの祟り」のパフォーマー・翌桧ダンク冬雪が1日に公開した、シンガー・ソングライターの星野源(39)とのコラボ動画が話題になり、公開から24時間で再生回数800万に達する勢いだ。

 翌桧がツイッターに掲載したのは「豆腐の容器を開けるのに悪戦苦闘する星野源さん」。画面の上半分は「うちで踊ろう」を歌う星野で、下半分は豆腐のパックを開けようとしているもの。歌い終わりの場面で豆腐パックの水が飛び出し、星野の“しまった”というような表情が見事にシンクロ。これが話題になり、約20万リツイート(いいねは約70万)で一気に拡散された。

 星野はインスタグラムで新曲「うちで踊ろう」を発表し、「誰か、この動画に楽器の伴奏やコーラスやダンスを重ねてくれないかな」と呼びかけた。これにアーティスト、アイドル、タレント、お笑い芸人が参加し、それぞれの思いのこもったコラボ作品が量産されてきた。

 ほとんどが横並びでの共演だったが、翌桧は「自分はバンドマンなのに楽器ができない」。それでも「表現者なので、星野源さんの思いと同じく、今みんなに元気になってほしい、との気持ちを込めて、より広く届けるにはどうしたら良いのかを考えて作った」のが、上下での“重なり”だった。

 20日に「星野源さんと重なり合ってみました!」として公開したのは、星野が納豆を混ぜながら歌うような作品。その後も「針に糸を通そうとしながら歌う」など、楽しんでもらうコラボを追求。1日に公開した「豆腐の容器を開ける」が最大のヒットとなった。翌桧は自宅で「20回ほど撮り直して、狙った動きに寄せて」撮影。一人で編集・加工したという。

 コラボが失敗したケースもある。安倍晋三首相(65)が自宅のソファで優雅にくつろぐ映像を公開したところ、ネット上では“KYコラボ”に「何様だ」「ふざけんな!」と批判が殺到した。

 翌桧は「実は星野さんのファンの方を嫌な気持ちにさせてしまうのではないかと半信半疑のまま最初のコラボツイートをさせていただきました」と打ち明ける。しかし、「星野さんのファンの方から『他のシリーズも見てみたい』『源さんに届いてほしい』などのメッセージをいただきました」と好意的な反応があったという。「ファンは演者の鏡だなんてよく言われますが、星野さんの人柄の良さが垣間見れた気がします」と完成度の高い作品を目指したとか。

 翌桧は「このコロナ禍において、不満や不安が隠しきれないツイートをたくさん目にする中で、今回、この様なツイートを多くの方に喜んでもらえて、大変うれしいです。“それぞれの場所で重なり合おう”というメッセージを届けてくださった星野源さんなくして、このツイートは生まれなかったので、星野さんには大変感謝しております」と喜びを表現した。

 この日はバンド結成1周年を記念してユーチューブで「無観客ライブ」を配信。コロナ対策の新兵器として試作段階の「飛沫防止パネル」を公開。コラボ動画の効果で注目が集まり、大成功を収めた。

 忘れられない記念日となった翌桧は「エナツの祟りは“令和にバブルを呼び起こす!”を合言葉に令和5月1日午前0時に発足したバンドです。バブルには元気や活気があるイメージがあるので、その役割を少しは果たせたのではないかと恐れ多くも感じております」とコメント。「今はライブができない日々が続いておりますが、今度は我々のパフォーマンスで国民の皆さまを元気づけられたらと思いますので、今後とも何とぞよろしくお願い申し上げます」と意気込んでいる。