お笑いコンビ「ナインティナイン」の岡村隆史(49)が、いよいよピンチを迎えている。

 23日深夜放送のラジオ番組「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」で岡村は、リスナーの「今後しばらくは風俗に行けない」という悩みに「コロナが終息したら絶対面白いことがある」と回答。そのうえで「短期間ですけれども、美人さんがお嬢(風俗嬢)やります。なぜかと言えば、短時間でお金を稼がないと苦しいですから」と持論を展開。するとこれが「女性蔑視だ」とネット上で大炎上したのは本紙昨報通りだ。

 これに対しニッポン放送は27日、番組の公式サイトで「パーソナリティの岡村隆史氏から、現在のコロナ禍に対する認識の不足による発言、また、女性の尊厳と職業への配慮に欠ける発言がございました。放送をお聴きになって不快に感じられた皆様、関係の皆様にお詫び申し上げます」と謝罪した。30日放送の次回番組では、岡村自身の口で謝罪するとみられる。

 ワイドショー関係者は「コロナ禍で経済的に困窮し、仕方なく風俗に足を踏み入れざるを得ない女性もいるでしょう。それを待っているかのようなコメントは、批判されても仕方がありません」と指摘する。

 岡村としてみれば、リスナーを勇気づけようと回答したつもりだろうが、あまりにも配慮に欠けた。これにより、今後の仕事への影響は避けられそうもない雲行きだ。

「岡村は『チコちゃんに叱られる!』を人気番組にしたほか、大河ドラマ『麒麟がくる』でも俳優として存在感を示した。NHKへの貢献度は大きく、東スポさんで書いてましたが、今年の紅白では総合司会の有力候補でした。ところが今回の舌禍騒動で完全に消えた。それどころか『チコちゃん』降板すら、あり得ますよ」(芸能関係者)

 岡村が所属する吉本興業の担当者は26日、本紙の取材に「著作権侵害だ!」と、よく分からないことをまくし立てていたが、そんなことを言っている状況ではなくなってきたようだ。