アンタッチャブル復活で焦るベテラン芸人たち

2019年12月14日 07時00分

アンタッチャブルの山崎弘也

【現役放送作家X氏の芸能界マル秘ウラ話】ラグビー日本代表のスローガン「ONE TEAM」が、「2019ユーキャン新語・流行語大賞」の年間大賞に選ばれた。今年はそれだけラグビー日本代表の活躍が、人々の胸に刻まれた出来事だったわけだが、芸人界にも視聴者の胸を打つ名シーンがあった。山崎弘也と柴田英嗣のお笑いコンビ「アンタッチャブル」のコンビ芸復活だ。

 放送作家の高田文夫は「うれしかったのが、アンタッチャブルが復活したことだよ。オレ、ビール開けて、自分の部屋で『全力!脱力タイムズ』(バラエティー番組)見てたら柴田が出てきて…。そういえば一時期、消えたなって思いながらさ」と喜びもひとしおだ。

 ケンドーコバヤシも「ザキヤマがスゴいっていうのは分かってるけど、柴田も改めてスゴいなって思ったね。(10年ぶりの漫才なのに)いきなり波長合わせて、どんどんついていく」と驚く。

 その余波は大きく、ナイツの塙宣之は「やっかいですね。アンタッチャブルが復活したのが。なぎ倒されるよ、全員」とビビったかと思えば、南海キャンディーズの山里亮太も「復活はうれしいけど、(自分たちも)漫才をちゃんとやらないとヤバイ。だってあんな面白い漫才する人が、また帰ってきちゃったから」と焦りを感じている。 

 山崎と同じ事務所のおぎやはぎの小木博明は、「10年ぶりに漫才やるってスゴいよな」と感心するも、相方の矢作兼が「昔のアンタッチャブル伝説っていうのがあってね、一緒に人力舎のライブ出てる時も、人の邪魔ばっかりしてさ。邪魔するってことは、自分たちも練習できないからね。楽屋の机の上に、ネタ帳みたいなのがあるんだけど、2行しか書いてないの。なのに、15分の漫才で大爆笑とるからね。アンタッチャブルの漫才って、ザキヤマのノリでどんどん変わっちゃうから」と舌を巻く。

 とはいえ、有吉弘行は2人の今後を案じる。

「漫才は勝手にやりゃあいいじゃん。でも番組とかどうするんだろうね。アンタッチャブル2人でゲストで来られてもうるさいからね。自分たちの番組やってもらわないとね」と愛情深い言葉でエールを送るのだった。

☆現役放送作家X氏=1967年、東京・神楽坂生まれ。23歳でラジオ番組で放送作家デビュー。PTAから苦情が絶えない某人気バラエティー番組やドラマの脚本を手掛ける。