元航空幕僚長の田母神俊雄氏(70)が26日、ツイッターを更新した。

 田母神氏は平成の経済を振り返り、「平成元年より現在の方が日本国民の平均所得は低い。GDPが伸びていないので当然だが30年間も所得が増えないのは我が国の経済政策、雇用政策が間違っていたからだと思う」と、全体的に失敗だったと結論付けた。

「この間世界各国のGDPは先進国でも伸びている。世界経済における20%に近かった日本のGDPシェアは6%まで下がってしまった」と国際社会における失速を嘆いた。

 日本はバブル崩壊後、失われた20年、30年ともいえる苦難の時代を過ごした。アベノミクスの恩恵を受けたのは一部の企業、投資家で平均賃金は上昇していない。順調に経済成長したアジア諸国からのインバウンドが増え続ける一方、日本経済は苦境に立たされている。