【アニソン四半世紀】スフィア「HIGH POWERED」声優ユニットがシンガーの実力発揮

2021年07月04日 10時00分

スフィア「HIGH POWERED」CDジャケット

 話題沸騰のウマ娘、じゃなくてすみません。今回は“イカ娘”。2011年に放送された「侵略!?イカ娘」のオープニングテーマ曲が、「HIGH POWERED」。

 アニメの原作は安部真弘の人気漫画「侵略!イカ娘」。タイトルで「!」が「!?」になっているのはこちらがアニメ第2期だったため(第1期は「!」だった)。海からやって来た侵略者のイカ娘が、人類を支配下に置くという本来の目的など全く果たせず、海水浴場にある海の家で人間たちと過ごすという、楽しいコメディーだ。

 歌っているスフィアは、寿美菜子、高垣彩陽、戸松遥、豊崎愛生の人気声優4人組ユニット。アニメ作品で、その登場キャラクターを務める声優たちが臨時ユニットを組み、テーマ曲を歌うというパターンは数えきれないほどある(というか、それが現在は主流)。しかしスフィアはそのような単発企画的ユニットではなく、恒常的に歌手活動をしているグループだ。実際、この「侵略!?イカ娘」では、4人のうちの誰も声優としては出演しておらず、純粋にテーマソングだけを手掛けている。

 シンガーとしても指折りの実力を持つ4人だけに、バラードタイプの曲からハードなロック調のものまで幅広く歌っているが、この「HIGH POWERED」は明るくスピード感のある、夏の海辺にピッタリのポップなナンバー。リリースから約10年たった今、アニソンの名曲としてはあまり取り上げられることが多くはないが、発売当時はオリコン週間7位と、なかなかのヒットを記録していた。あらためて聴くと今出しても十分に売れそうなヒット性の高い曲だと思う。

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