ジャニーズファンにとっては最悪の3日間になったに違いない。

 しかもすべて〝文春砲〟…。口火を切ったのは「関ジャニ∞」横山裕(39)で、今月24日にNMB48の横野すみれ(20)との〝京都お泊り〟が「文春オンライン」で報じられた。しかも、6日後には後輩グループ「Aぇ!group」福本大晴(21)とも横野は密会。ネット上では1人の女性を2人のジャニーズタレントが挟む「ジャニ丼」なるワードが誕生した。

 さらに25日には元「MADE」の冨岡健翔(28)とSKE48メンバー。26日にはジャニーズJr.の林蓮音(20)と乃木坂46の金川紗耶(19)にデート報道が飛び出した。

 これを受け、金川は27日、ブログを更新し「本来ならば乃木坂46の活動に集中すべき時に、軽率な行動をとってしまい、申し訳ありませんでした」などと謝罪した。

 3日連続の文春砲。ファンは「もう勘弁して!」と嘆くほかないが、芸能プロ幹部によると「起こるべくして起こった」という。

 ジャニーズ事務所は2019年7月に創始者のジャニー喜多川さん(享年87)が他界すると、〝タッキー〟こと滝沢秀明氏(38)がジュニアの育成や風紀委員長的な業務を行うようになった。

 厳罰路線を敷くタッキーはコロナ禍で不要不急の外出を繰り返した手越祐也や山下智久、不倫が報じられた〝ジャニーズの長男〟近藤真彦にも厳しい判断を下してきた。ジュニアに対してはもっとで、闇スロット店への出入りが報じられた元「宇宙Six」山本亮太は即刻クビに。未成年ながら若手モデルとの〝お泊り〟が報じられた「美 少年」佐藤龍我には一定期間の活動自粛処分を課した。

「夢を与える立場だからこそ、模範的な行動をしなければならないというのがタッキーの教え。容赦ない処分に震えるジュニアが続出しましたが、最近は少し空気が変わりつつあるんです」

 そう明かすのは芸能プロ幹部。タッキーも身ひとつで200人以上いるジュニアの私生活まで管理するのは不可能だ。

「そうなると、タッキーが〝ひいき〟にしているグループやメンバー以外は案外、放置プレイだったりする。関ジャニ横山が京都で密会していたように、地方で遊ばれたら、さすがに把握できない」(同)

 ジュニアの大半は遊びたい盛りの10代後半から20代。手越や山下など事務所を辞めた先輩が〝十分食えている〟こともあり、最近は「バレてクビになったらしゃーない」と開き直るメンバーも多いという。

「タッキーの厳罰路線が限界にきているのかもしれません。今回のようなケースで言えば、ジュニアと若手アイドルをつなげている人物が必ずいるので、それを調べてプレッシャーをかけた方が得策だと思います」とはテレビ関係者。

 文春砲3連発に対し、ジャニーズ事務所は現時点で反応していない。横山と福本の件に至っては完全スルーの可能性も取り沙汰されている。これでは過去に処分されたメンバーのファンから「ダブルスタンダードだ!」という声が出ても仕方がない。タッキーにとっては悩ましい日々が続く――。