SKE公式本に珠理奈、須田ら「人気メンバー掲載ゼロ」のワケ

2019年09月26日 22時54分

公式ムック本「100%SKE48 VOL・6」(白夜書房)

 アイドルグループ「SKE48」の公式ムック本「100%SKE48 VOL・6」(白夜書房、28日発売)が話題となっている。「フロントメンバーは一人も載っていません」(100%SKE48編集部)と、オフィシャルブックにもかかわらず松井珠理奈(22)、須田亜香里(27)ら人気メンバーが全く登場しないからだ。

 同編集部によると1年2か月ぶりの発刊となる同誌に登場するのは、2015年3月に合格した7期生から昨年12月に合格した9期生までの45人のみ。表紙には15歳から18歳までの若手メンバー7人が起用されているが、選抜メンバーは浅井裕華(15)と末永桜花(17)の2人だけでほとんどが無名のメンバーだ。

 それにしても、なぜ誰もが知っている珠理奈や須田を起用しなかったのか?「売り上げを考えた場合『珠理奈さんに出てほしい』『須田さんのスケジュールは空いているのか』となる。でもそれを繰り返していくと新しい子たちを使うページが減るじゃないですか。だったら(先輩メンバーを)一人も取り上げないと決めちゃえば、やり方の幅が広がる。またオフィシャルメディアがそうすることで『こういうやり方もあるんだ』と思ってくれるかもしれない」(同編集部)。そこで14年2月に行われたナゴヤドーム公演を経験している1期生から6期生、ドラフト1期生は取材対象から外し、まだあまり知られていない若手のみでいくことにした。

 ただあまりに大胆な編集方針に会社からは「本当に大丈夫なのか?」と心配されているという。それでも若手メンバーの魅力を伝えようと7期以降のメンバー全員を取材し、1人あたり約2000文字のインタビューを45人分掲載。他にもフレッシュなグラビアや特集企画を詰め込んだ。

 かつては雑誌やグラビア誌を席巻していたAKBグループだが、現在の出版界は人気爆発中の乃木坂や欅坂、日向坂ら坂道系の独壇場となっている。だが「ジャイアント馬場さんが『みんなが格闘技に走るのでプロレスを独占させてもらいます』と言ったのと同じ気持ちです。他がやらないなら、いろいろできる」(同編集部)とあえてSKEで仕掛けた。果たして今回の大胆なチャレンジは成功するのか、要注目だ。